∴ あ～がり目，さ～がり目．．．

中国株ブロガーのみなさんがキチンとした記事書いていらっしゃるので，いまさら“ヨクワカラナイヨ”の私が書くこともないと思うのですが，でもまだ暑くて眠れないので書いちゃいます．
（関東地方は電力ギリギリで東電困っているそうですが，エアコン設定温度は25℃でお部屋は快適！でも風呂から出たばかりなので暑いっす）

え～
いろいろと制限もあるので実験的要素も強いようですが，ともかく20日に当局が通知したところによると，個人の香港株投資を条件付で認める方針が発表されました．これまでQDII経由での投資しか認められていなかった個人投資家の海外投資ですが，今後は香港市場（香港市場も本土の投資家にとっては外国なので）へ直接投資ができることになります．

しかし21日の相場が引けた後，世界同時株安発生で世界的な金融市場が不安定なこの時期に，当局が預金金利，貸出金利ともに利上げだって．(^-^;;)
おじさん，チョー驚きました．なんと大胆な！
でも20日，21日と香港への誘導＆引き締めという金融政策を立て続けに出すあたり，当局も本土市場の過熱ぶりを抑えようという頑張りが感じられますかね．
とはいえ，三菱電機が昨日発表した新型冷蔵庫の目玉機能，過冷却現象を利用して一瞬に冷凍させるような“市場の冷やしすぎ”もマズイので，ここは政府も難しいんでしょうねえ．．．
ホント，大変です．

一方でFRBのおじさん，先日は公定歩合の引き下げ＋「連銀の貸し出し供与期間を最長30日に延長します」という変則技で市場の様子を伺っていますけど，どういう方向に市場が進むのかまだまだわかりません．FF金利の引き下げをやらずに変則技を使うと言うことは，やっぱりできればこのタイミングでは，FF金利の引き下げは避けたいのがホンネなんでしょうかね．

インフレ懸念はいまさら言うまでもないので置いといて，以前にも書いたと思うんですけど，今のタイミングは世界的に見てドルが最弱通貨に成り下がっているワケですので，アメリカドルの価値が利下げをきっかけにして，ここからさらに下がっていくことはマズイですよねえ．もしFF金利を下げすると一時的にかもしれませんが，かなりの円高に進んでいくのかもしれません．そうなると日本経済を牽引している主要企業の大部分に悪い影響を及ぼしますねえ．．．（でも超長期的には私は円ドルの関係は円安ドル高になると思ってます．アメリカも弱まるけど，日本はさらにダメダメになるという予想ですので）
それは冬のボーナス支給前のこの時期，ヒジョーにマズイ！(-_-;;)

．．．という極めて個人的な規模の話ではなく，アメリカ経済はどうやってもここから上り調子に潮目が変わっていくような単純な話に落としどころがなさそうなので，アメリカもホント，大変です．

最近TV番組で，ロシア危機をきっかけにしたLTCMの時のアメリカ金融市場混乱と比較しているのを見ますが，あの時のきっかけはアメリカで起きたことではないので，その後の回復ペースなんかをLTCMの時をベースに考えても，あんまり参考にならないんじゃないかなあと，個人的には思いますです．

こんなこと．．．と言うとイケマセンが，サブプライムローンをきっかけにして中国がいよいよアメリカと交代していくのか？そうなるのか？
ね？ね？どうなるの？おせーて！（小松政夫調でお願いします）


あ～，前回の記事に続いて“ヨクワカラナイヨ状態”で慣れないマジメな内容を書いたので，アタマから煙が出てます．
差し詰め，こんな感じっす．→(@_@)~~~~~~

極めて個人的な話としては，この3日間で持ち株の株価がだいぶ戻ってきたのがうれしいです．今日は中国林大(0910)が調子よかったですね．
まっ，ウンコはダダスベリ祭りの継続中ですけど．．．(T-T)