∴ このブログの締め日は給料日の前日です

勉強のために多くの方のブログを拝見しますと，毎月の成績は月末締めで計算していらっしゃる方がとても多いですよね．
極めて自然な感覚だと思います．
何より区切りがわかりやすいですし，他人との比較もやりやすいです．
一方，私の毎月の締め日は給料日の前日です．(^-^;;)

なぜそうしているのかというと，毎月の資産の増減を運用成績に加えて毎月の収支（給与・賞与に対する生活費などなど）まで，すべてきっちり網羅して計算しようとすると，給料日～給料日の前日で区切った方が断然処理がラクだからです．
Excelを使ってすべてをきっちり管理しているので，「来年のいまごろは．．．3年後は．．．5年後は．．．oh~ yeah~~~~~~~~ 」という妄想も，とっても簡単ですよ．
ということで，締め日は給料日の前日に決めておりまして，私が働いている会社の給与支給日は25日です．ただし25日が土曜日または日曜・祝日（会社カレンダーの休日）の場合には，「月曜日～金曜日の直近の平日」に支給日が自動的に前倒しされますので，念のため．

まず始めに．
ブログのスタート時に投入金額でのPFをアップしていたので，時価総額でのPFをアップしてみます．




これを見ると，今月はなぜか偶然にも
・鉄板銘柄（0939と2628）の合計で約1/3
・現状はともあれ，近いうちにイケるでしょう銘柄（8208と8276）の合計で約1/3
・未来に大化け期待してますよ銘柄（0233と0910と0855）の合計で約1/3
という割合になってますね．
う～ん，美しい．．．（汗）←onigiri12さんのパクリ

次に私が中国株を始めてからのHKDの総資産（保有株式の時価総額＋HKDキャッシュ）とH株指数のトレンドグラフを見てみましょう．「両者を比較することに意味があるのか？」という議論はあるでしょうが，自身の銘柄のパフォーマンスの目安として参考になると思います．
なお，HKD総資産とH株指数の変化を比較して見やすいように，HKDのスケール（左側の縦軸）には一部手を加えております．




もともとHKD総資産のグラフは作っていたのですが，それにH株指数を入れたのは，ヴぁるさんのブログに出ているグラフを見てからです．H株指数が自身の成績と一緒に載っていたのを見て「なるほど！」と思い，それからすぐに内藤証券と亜州IRのメルマガの情報を使って，自分が中国株を始めた日からそれまでの過去の毎日のH株指数をひたすら拾っていきました．面倒くさかったですけど．(^-^;;)
一方，そのヴぁるさんのグラフは，私のレベルですと「う～む．．．難しくて分かりづらいなあ」という部分がありますので，そこを自分用にちょっと変更しました．
その変更点が「損益分岐点」の線です．
ここで損益分岐点の定義は「保有銘柄の時価総額＋株式の取得に要した諸費用の総額」でして，つまり各銘柄の「簿価×株数」の総額と等しいことになるわけですかね．
もっとも「損益分岐点」と言うのを正確に表すならば，保有株式を売却するときに必要な手数料も加味する必要があるのでしょうが，ここではそれは無視しておりますのであしからず．
ちなみに，総資産がまっすぐ（垂直）に立ち上がっているところは，資金投入ポイントです．何回かに渡って資金を投入していることがわかりますね．直近ですと，6月29日と7月4日です．

そういうことで，総資産の線と損益分岐点の線との間の「幅（距離）」が直感的に“利益分！”であるとわかるので，私にはこちらの表現の方がしっくり来ます．

H株指数の変化を見ると,2006年の5月初めから6月中旬にダラダラと下落していますね．ここが去年の世界同時株安の時期だったのですが，私は6月初めに資金を投入（損益分岐点グラフが垂直に立ち上がっています）して，買っています．そのタイミングで一時的にHKD総資産が損益分岐点を下回っていることがわかると思います．つまりこの時期は運用成績が瞬間的にマイナスだったということになります．
今年2月末に起きた上海発（実は日本発？）株安もH株指数の変化をみると，「スゲー下げだったなあ」というのが分かりますよね．
その時，私は！
．．．その株安の動きを鋭く察知したり予測したりできず，また的確に対応する能力もないのでボンヤリしたまま，自分の資産がH株指数に負けず劣らず目減りしてしまっていることも，グラフからしっかりバレております．(^-^;;)

さてさて．
トレンドグラフで見るのも全体が把握できてよいのですが，毎月締め日でまとめているのなら，せっかくですので毎月のパフォーマンスをH株指数と比較してみよう！ということで作ったのが，HKD総資産とH株指数の前月比との騰落率を比較した棒グラフです．




このグラフを見ると，今年の2月以来，今月は久しぶりにH株指数の上昇を上回るパフォーマンスを残すことができたことがわかりますねえ．
私の主力であるウンコ8276が暴落した（私の締め日のタイミングですと，今月分に先月末の暴落日が含まれています）にも関わらず全体としてこれだけ頑張れたのは，ひとえに新しく買い入れた0233と0910の強烈な騰がりっぷりのおかげです．
本当にありがとうございました．m(_ _)m
このグラフを丁寧に数年間作ってみると，H株（香港市場）の各月の動きの方向性がボンヤリと出てくるのかも知れませんね．

以上，今月の成績でした．来月はどうなりますやら．．．